clariar i640

clariar i640

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ミックスウェーブ株式会社 (代表取締役社長 : 齊加 博和 本社 : 東京都世田谷区) は、 国産新 IEM ブランド 「clariar( クラリア)」
の取扱いとブランドファーストモデル 「i640( アイロクヨンレイ)」 の発売を 2021 年 6 月 25 日より開始いたします。

 

“more clarity true sound”

clariarは長年カスタムインイヤーモニターの製造と開発に関
わってきたエンジニアが立ち上げた国産 IEM ブランドです。
clarity(明瞭、 鮮明、 透明)からつけられた名前の通り、
現代の楽曲の音作りにも対応した、 タイトで応答性の高い
低域と見通しの良い明瞭な中高域を両立させたサウンド、
上質で落ち着いたデザインを纏ったインイヤーモニターを多くの
人に届けるために始まりました。

 

“いつもの音楽に再発見を”
明瞭でリアルなサウンドを求めたファーストモデル

i640 は低域の応答性を高め、 鋭い立ち上がりと素早い収束を実現すること
で得られる芯のある心地よいキックのリズムとベースライン、 音かぶりのない明瞭
なボーカルと見通しのいい中高域を実現した日本製の 6BA インイヤーモニター
です。 現代の楽曲の音作りにも対応できるようなタイトで応答性の高い音をコ
ンセプトに開発されました。 とても深い周波数帯まで収録された芯のある音を
忠実に再生するため開発されたそのサウンドは各帯域バランスが緻密に計算さ
れ、 曖昧さのないすっきりと整理されたサウンドに仕上がっています。 ドラムの
アタック、 滑らかなベースライン、 鍵盤を叩く一瞬の音の立ち上がり、 震える
弦の響き、 ボーカルの息遣い。 ニアフィールドモニター + サブウーファーをイメー
ジさせるサウンドは今まで隠れていた細かなディテールを再生し、 いつもの音楽
に新しい発見をもたらしてくれるでしょう。

 

タイトで深みのある応答性の良い低域と歪が少なく自然で明瞭な中高域を実現

バスドラムの連打や打ち込みによる深みのあるキック音にも追従し、 ベースラインを正確に再生するため、 低域の再生能
力に優れる Knowles 製のベントホール付きデュアル BA ドライバーを採用し、 タイトで深みのある応答性の良い低域を
実現しました。 中域には質感に優れる Sonion 製 BA ドライバーとカスタマイズされた Knowles 製 BA ドライバー、 高
域には伸びが良く空気管に優れる Knowles 製デュアル BA ドライバーを採用。 何度もテストを繰り返し決定されたクロス
オーバーネットワークによって組み合わされた 4 つの BA ドライバーは、 透き通るようなボーカルや弦楽器の響きを余すこと
なく再生し、 歪が少なく自然で明瞭な中高域を表現します。

 

低域ドライバーの一番優れる領域だけを取り出す
high density porous filter(h.d.p.f)

一般的な音響抵抗フィルターに加えて高密度特殊多孔質フィルターを多段で音導管に配置することで、 低域用ドライバー
から出力される不要な帯域を効率的にカットするローパスフィルターを構成。 これによって、 位相特性や他の帯域のドライ
バーに影響を与えることなく中域への被りを抑えた芯の強いクリアな低域を実現します。

 

低域の応答性を高める rear cavity pressure optimizer

イヤホン筐体内部の圧力を調整し、 ベントホールが設けられた低域用ドライバーの振幅を最適化。 これによって、 低い周
波数まで歪みの少なく応答性の良い低域を再生します。

 

ワイドレンジで分離感の優れた音を実現する composite housing structure

各帯域ごとに独立した音導管を持つ BA ドライバーユニットホルダーを、 医療用の高精度 3D プリンタを使用して製造。
これを制振シリコン材を使用して筐体一体の金属製ステムと接続 ・ 固定することで、 帯域間の意図しない干渉を防ぎク
リアでワイドレンジなサウンドを実現します。

 

シックで落ち着いたデザインのフルメタルボディ

CNC 切削加工とサンドブラスト処理が施されたアノダイズドアルミニウム合金製の筐体を採用。 2 つの筐体パーツをアング
ル形状のアクセントパーツで繋ぎとめる構造とすることで軽量でありながら高い強度を持ちます。 シンプルでありながら特徴的
なデザインに仕上げるためオフィスチェアや音響製品など数々の製品を手掛けてきた工業デザイナーと時間をかけ作り上げ、
円と直線を組み合わせた形状とツートーンのマットカラーで飽きの来ない落ち着いたデザインに仕上げました。 表面の質感や
光が当たった際の陰影や面の反射がよく見えるようにサンドブラスト加工の粒度にもこだわりました。 また音響設計の自由
度を高めるため採用された、 少し大柄な筐体は装着感を犠牲にしないよう軽量に仕上げられ、 カスタム IEM 製造にかか
わったノウハウを生かしたフィットの良い装着感を実現しました。

 

メーカー名:clariar
製品名: i640
型番:CLA-0048
JAN:4571512250048
発売日:2021 年 6 月 25 日
試聴機展示開始日:2021 年 6 月 25 日
定価:オープン価格
希望小売価格(税抜き):122,728 円
希望小売価格(税込み):135,000 円
イヤホン筐体:アノダイズドアルミニウム合金
ドライバー :バランスド ・ アーマチュア型
ドライバー構成 :6 ドライバー
Low × 2, Low/Mid x 1, Mid × 1, High x 2
採用技術:composite housing structure
high density porous filter(h.d.p.f)
rear cavity pressure optimizer(r.c.p.o)
周波数特性 :5Hz - 25kHz
感度:97dB/mW
インピーダンス:14.2Ω @1kHz
ケーブル長:約 120cm
イヤホン端子:ベリリウム銅 MMCX
入力端子:3.5mm ミニ端子
付属品:レザーキャリングケース
フレキシブル 4 コア OFC ケーブル
acoustune AET07 イヤーチップ
acoustune AET02 フォームイヤーチップ
保証書(1 年間)
商品名 clariar i640
メーカー clariar
ハウジング
駆動形式
振動板
ケーブル
端子
Bluetooth
ノイズキャンセリング
バッテリー時間 最大ー時間

clariar i640 のレビュー

2021年8月25日11:44

新鋭の国産ブランド。その志は高く、是非とも応援したいという気にさせてくれる。

が、しかし、その高い志の基に作られたCLARIAR640は、良くも悪くもそれなりによくできたイヤホンであり、それ以上でも以下でもない。4WAYの6BAのドライバ構成は、BAタイプとしてはよくあるもので特筆すべき点はない。この凡庸ともいえるドライバ構成がその理由であるとまでは断言できないが、繰り出される音もBAタイプとしては「よくある」ものに収まり、留まっている。

マルチBAタイプとしては、マルチBAという限定、前提付きながら名器と言えるFitearのTG334があるが、これと比較するとCLARIAR360は解像感、音の押出の強さなどほとんどあらゆる点でTG334に劣っている。方やカスタムIEMをベースとした15万円超えのいわばハイエンド機なので比較するのは気の毒かもしれないが、例えば同価格帯で似たようなドライバ構成のFiiO/FA9やFA7Jと比較しても明言すべき優位性は見いだせない。

イヤホンのメインマーケットと言える、EDMやヴォーカルソングの視聴層にとってはマルチBAもしくは優れたDDを積んだハイブリッドは最適解と言えると思うが、逆な言い方をすればもっとも競争が激しく、厳しいカテゴリーだろう。ましてや10万円未満のボリュームゾーンとなればよほどの特徴があるか、他を明確に凌駕する商品特性がなければ市場で生き残るのは難しいだろう。

せっかく高い志をもって新しいブランドを立ち上げたのだから、シングルドライブで驚異的ともいえる解像感を実現しているETYOTICの比較的低価格なERシリーズのような、オンリーワンと感じさせる商品を出して欲しいと思う。

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