一般的には長方形のドライバー形状が多い中、Meze AudioとRinaroでは研究の結果、耳の形に近い卵型の中に、2つのコイルを配置。人間工学的、解剖学的な耳の機能・配置を研究し、振動版内に異なるボイスコイル(低域のスイッチバックコイル・中高域のスパイラルコイル)を特別なドライバー技術で、2つ配置することによって、周波数の遅れなどを解消し、バランスの取れた周波数帯域が得られました。このドライバーはMZ3と名付けられており、110,000hzの周波数再生を可能にしただけでなく、拡散と反射によって生じる遅延を減少させることにより定位を向上させ、歪み率(THD)を全体周波数対してわずか0.1%を実現しました。
イヤーカップも等磁力構造になっています。ドライバー効率を最適化させるため、イヤーパッドに採用されている特許出願中の強磁性プレートが磁場をドライバーに戻すことで出力を向上させています。また、同梱されている2種類のイヤーパッド(レザー、アルカンターラ素材)の固定にはこの磁力を利用しています。
特許出願中のサスペンションウィングヘッドバンドは圧力を分配させることで、レザーヘッドレストの表面積を増加させて不快な圧力を緩和して着け心地を向上させています。ヘッドバンドにはカーボンファイバーを採用、ヘッドレストはレザーを採用し、デザイン性と丈夫さも兼ね備えており、今までにない快適な着け心地を実現しました。
EMPYREANのハウジング部分はアルミニウムを正確なCNC加工で削り出されています。彫刻のようなスケルトン加工はすべて職人が1つ1つ手作業で仕上げており、作成に約20時間が必要です。これらの精密な加工によって創り上げられたハウジングによって、約430gと非常に軽量に仕上がりました。
特別仕様のアップグレード用OFCケーブルが標準同梱される日本限定パッケージ。ケーブルの線材は、古川電工社の高純度無酸素銅線「PCUHD」(0.04mm×140本)を入力側の8芯から出力側の4芯×2まで丁寧にひと続きに編み込んでさらにシルバーコートを施してあります。Empyreanの特長である、高い解像度でありながら濃密なサウンドをさらに引き出すケーブルです。
商品名 | Meze Audio EMPYREAN Black Copper |
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メーカー | Meze Audio |
ハウジング | ー |
駆動形式 | ー |
振動板 | ー |
ケーブル | ー |
端子 | ー |
Bluetooth | ー |
ノイズキャンセリング | ー |
バッテリー時間 | 最大ー時間 |
2021年8月27日2:19
所有しているhifimanのaryaやSTAXのSR-L700MK2との比較なので価格が違うが価格差をしっかりと感じるランクアップになる。低音が締まって強さも絶妙に出て良い。味付けのある音なので好みは分かれると思うが聞いてて楽しく今まで聴いた中ではベストのヘッドホンかなと思う。レンタルでD8000なども聴いたことあるが音も好きだし、装着感は段違いに良い。重さを感じさせずSR-L700MK2と対して重さの違いを感じない。