2013年、JH Audioはポリスの名曲の名を冠したステージモニターのリファレンス用カスタムIEM「Roxanne」のリリースにより、IEM業界に革命をもたらしました。SIRENシリーズ初のモデルとなったRoxanneは、史上初の片側12BAドライバー(Low4/Mid4/High4)を搭載したIEMであり、当時初となるJH4pinコネクターを採用したケーブルを取り入れました。このJH4pinコネクター及びVariable Bass機能を取り入れたケーブルは、JH Audio製IEMの象徴となりました。
「AION」は、JH Audioの過去、現在、そして未来の成果を表す最新シリーズです。「Layla AION」に次ぐ第2弾となる『Roxanne AION』は、オリジナルのRoxanneカスタムIEMのサウンドシグネチャーを踏襲し、更に最新の7pinコネクターを採用。進化を続け業界をリードする製造プロセスに加え、特許出願中の最新技術とデザインを組み合わせ、最高のサウンドを有した最先端のIEMにしています。フロリダ州オーランドにて、世界中のステージにおいて何千ものプロの耳をサポートしているJH AudioのカスタムIEMを製造するラインと同じ、才能のあるエンジニアと技術者によって製造されています。Roxanne AIONのシェル部分は、数百層ものカーボンファイバーファブリックに樹脂を注入、圧縮することにより形成される、カーボンファイバーブロックから作られています。最初の機械加工プロセスを経てから、次に二次的な手成形プロセスを経て、Roxanne AIONは最先端の機器を使用して精密に調整、手作業で組み立てられます。白と黒のパーロイドとオーバーサイズクロムロゴによる印象的なフェイスプレートデザインにより、Roxanne AIONは、これまでのJH AudioユニバーサルフィットIEMの中でも最も視覚的に魅力的なIEMの1つとなりました。
JH Audioが特許を取得している独自のミニクワッドドライバー(BAドライバー4個)構成「soundrIVe(サウンドライブ)テクノロジー」を採用。Roxanne AIONはトリプルクワッドドライバー構成により、片方のハウジングに12個(高域×4、中域×4、低域×4)のドライバーを構成することで、広大なワイドレンジサウンドを提供します。
独自の位相制御技術である「freqphase(フリークフェーズ)テクノロジー」を採用。多数のドライバー構成での時間軸と各帯域の位相を正確に制御するJH Audioの特許技術です。全ての周波数における正確なフェーズとタイムアライメントを実現し、各ドライバーの信号を0.01ミリ秒以内に確実に到達させ、IEMとして最も正確な音楽再生を可能にします。
「Sonic Tube Chassis(ソニック・チューブ・シャーシ)テクノロジー」を採用。内部のチェンバールームを3Dプリントで成型し、12個のドライバーを最適な位置に配置することで、シェル本体の内部容積削減を実現。freqphaseテクノロジーを実装している為、音質を損なうことなく小型のシェル設計が可能です。
数百層の圧縮したカーボンファイバー製テキスタイルに樹脂を注入し、JH AudioのカスタムIEM制作の長年に渡る経験とノウハウが可能にするエルゴノミックデザインで成形。カスタムIEMに肉薄するフィット感と安定感、遮音性を実現します。また、白と黒のパーロイドとオーバーサイズクロムロゴによる印象的なフェイスプレートデザインにより、Roxanne AIONは、これまでのJH AudioユニバーサルフィットIEMの中でも最も視覚的に魅力的なIEMの1つとなっています。
ノズル部分に「Acoustic Sound Chamber(アコースティック・サウンド・チャンバー)テクノロジー」を採用。ノズル先端部に凹型のチューブシステムを使用することにより、導管に汗や異物が入り込むことを防止します。
着脱が容易でありながら確実な接続を可能にする、ドイツ製ミリタリーグレードのイリジウムコネクターを搭載しました。コネクターは挿入方向が定まらないと押し込むことができない「7pin」タイプなので、接続時の予期せぬ事故も防ぐことができます。さらに搭載されたOリングがパッキンの役目を果たし、汗などの侵入を防ぐなど音質だけでなく高い耐久性も特徴です。
正確な伝送を可能にする4N銀メッキ高純度OFCのケーブルを採用。これまで採用されたケーブルの中でも最も強靭で軽量、耐久性の高いケーブルです。癖がつきにくく、取り回しの良さも特徴です。そしてユーザー自身で低域 (10Hz~100Hz)の調整ができる「Variable bass」機能をケーブル上に搭載し、使用環境やお好みに合わせて調整が可能です。
機械加工された堅牢なアルミニウムのフリップトップキャリングケースが付属します。
フロリダ州オーランドにて、世界中のステージにおいて何千ものプロの耳をサポートしているJH AudioのカスタムIEMを製造するラインと同じ、才能のあるエンジニアと技術者によって製造されています。
商品名 | JH AUDIO ROXANNE AION |
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メーカー | JH AUDIO |
ハウジング | ー |
駆動形式 | ー |
振動板 | ー |
ケーブル | ー |
端子 | ー |
Bluetooth | ー |
ノイズキャンセリング | ー |
バッテリー時間 | 最大ー時間 |
2022年5月31日11:39
届いてすぐに使ってみて、第一印象は低音強すぎでしたが
調節していい感じに、しっかりと沈み込む低音と跳ね返りの良い中音域でいつまでも聴いていたくなります。
はじめは3.5mmかぁ…と少しがっかりしていたのですが、バランス接続する他のイヤホンなんかよりも全然いい音出してくれます。
程よい解像度、調節でき好みの低音にでき、程よく丸みのある高音域、綺麗な広がりをしてくれる音場、しっかりと真ん中に居るボーカルと…
仮にこれをバランスで聴いたらどうなるのかとか色々想像してしまうイヤホンだと思いました。
2022年5月26日10:40
CIEMを所有していますが、低音調節ダイヤルなどがとても個性的に感じました。
2022年4月19日22:38
音の分離感が高く、一つ一つの音がはっきりと聴こえるように感じました。
ハウジングはやっぱり巨大で、つけられる人を選ぶと思います。私には合わず、早めに返却してしまい低音調節機能を試しそびれましたが、そこを弄ればまた評価が変わるかもしれません。
スタンダードプランでレンタル可能なのでまた空きがあれば借りてみようかな、と。
2021年11月23日21:42
どっしりして厚みのある低音。ボーカルやギターも勢いがあっていい。
ただ、筐体がかなり大きく私の耳にはうまくフィットしなかった。耳が小さい人はそれこそonzoで一度試すといいと思う。
2021年12月2日0:45
良い体験ができました。
極端な高域に関しては、あまり得意ではなさそうです。
付属のマイナスドライバーで調整することで、低域の量感と締まりを使い分けることができます。
2021年9月11日0:12
wm1aで聴きました。
BAというかダイナミックみたいな鳴り方でかつ解像度も高く感じました。ただ1音1音が輪郭がはっきりしておらず艶感がなかったです。ややドライに感じました。同時期にDORADOを借りましたがこちらのほうが音の輪郭、ツヤ感、解像度もあり好みでした。低音もタイトな締まった低音です。
音量ある程度ないとスカスカなイメージがあるのである程度の音量は必須だと思います。
2021年9月10日22:59
ハウジングは非常に高級感が溢れており、かなりでかい!小さめの耳の人は入らないんじゃないかというぐらいでかい!
音質は今まで聞いたことないぐらい良かったです、ヘッドフォンかと思うぐらい音場が広く、高音、中音、低音文句無く良かったです!低音はケーブルで好みに調整出来るのでその点も良かったです。
2021年9月2日8:16
普段使用している機器:SE180 SEM1とER4SR,UE900s,AF180,E2000,E3000,AH-D1100
試聴環境:SE180 SEM1
付属していたコンプライを付けてでの試聴です。
Variable Bassを一番強くした場合は、低音重視になり楽しく聞けましたが、この音ならROXANNE AIONでなくても良いと思います。
Variable Bassを強さ二番目にしたときは、音が多すぎる・シャリついて聞こえるため好みの音ではありませんでした。
また装着感も外れるわけではありませんでしたが、ふわっとした感じがあり、あまり好きではありませんでした。
総評:低音の量感が変えられるギミックが面白いと思う。音質が良い音は当たり前で、自分好みの音を探しているような人は一度聞いてみてもいいかも。
自分的にはここまでBAを積んでいると音のやり過ぎは否めません。
2021年8月8日9:33
良くも悪くも、音にクセや響きがつかず、全ての音が分離して聞こえてくるように感じるため、モニターとしてはとても優秀だと思います。
低音調整機能のおかげで自分がフラットだと感じる音に調整できるのも便利です。
モニター用として優秀なため、音源の質にはシビアです。
特徴の強い音ではないので、リスニング用としては物足りなさを感じるかもしれません。
個人的には、モニター用途はもちろん、響きの少なさから、音にスピード感を求める人にもお勧めできます。
ハウジングのサイズが大きいので、自分の耳に合うかどうか、視聴は必須だと思います。
2021年7月8日20:20
こんな高額な製品を扱ったことがなく、ONZOさん、ありがたやといった具合です。
筐体はかなり大きく、ずっと耳に入れていたら痛みを感じましたが、どうやら、これでも相当コンパクトになったようですね……。
聞いてみた感想としては、とにかくすべての音が聞こえてきます。
そして奔放です。
試しにナンバーガールのライブ盤を聞いたら、ギターのジャキジャキとベースの唸るような音、そして激しいドラミング、すべてがごう音となって耳に飛び込んでびっくりして、聞けたもんじゃなく(笑)
しかしジャズの音源を聞くと、こんな音が鳴っていたのかと驚くほど、鮮明に、キラキラした音を楽しめます。
高価なイヤホンほど、もしかしたら聞く音源を選ぶ必要があるのかもしれません。
2021年4月26日10:21
弱ドンシャリで1音1音明瞭なイヤホンです。
ケーブル途中のネジで低域の量を調整可能ですが、このネジが初期位置がどこで、どちらに回せるのか?が初見では判りづらいです。
シェルの形状が独特ですが私の耳にはフィットする形状です。