iBasso AudioDX300 ブラック

iBasso AudioDX300 ブラック

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iBasso Audio DX300

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FPGA-Master テクノロジー

従来の、特にスマートデバイスと共通のOSを採用するオーディオプレイヤーでは、OSやSoCがマルチタスクを行うことを前提に設計されているため、オーディオ再生を常に最優先の処理とすることができず、音質への悪影響を避けることが難しいという課題を抱えていました。DX300ではこの問題を解決するため「FPGA(Field Programmable Gate Array)」*¹を初めて採用。iBassoが長年蓄積してきた独自のアルゴリズムをハードウェアに限りなく近い装置として結晶化させました。このFPGAは各オーディオ処理の中心となって動作し、SoCからのオーディオデータの受信と信号変換、DACを始めとする各装置への送信、そして全てのオーディオクロックの生成・管理といった主要なオーディオ処理を全て担当しています。マスタークロックとしてはAccusilicon社製の「高精度フェムトクロック」を2基搭載し、単一のソースから生成されたクロックを各DACと完全同期。ジッターを極限まで排除した非常にクリーンなオーディオシステムを構築することに成功しました。

*¹チップの製造側ではなく、ハードウェアの設計者が自由にプログラムをすることが可能なICチップ

 

Qualcomm製「Snapdragon 660」搭載

DX300のSoCにはQualcomm製「Snapdragon 660」が搭載されています。14nmプロセス技術を用いて製造された最大2.2GHz / 8コア-プロセッサの強力な処理能力により、DX300はオーディオプレイヤーとしては最高峰のパフォーマンスを実現しています。また、DX300には動作をより快適にするための6GBのメモリと、様々なコンテンツを保存するための128GBの内部ストレージも用意されています。

 

デュアルバッテリー設計

電源はオーディオプレイヤーにとって最も重要な要素の1つであり、その音質を決定づける鍵となります。SoCやDAC、アンプ部といった内部の電力を必要とする装置はそれぞれに供給についての厳しい定めがあるため、単一のバッテリーを使用して電力供給を行う場合には電源への負荷が増大し、内部のデジタル回路とアナログ回路が互いに悪影響を及ぼすノイズを発生させるため、音質低下の要因となります。この電源ノイズを防ぐため、DX300にはiBassoが特許を取得済み*²の「デュアルバッテリー設計」が採用されています。内部のデジタル部とアンプ部にそれぞれ個別のバッテリーから電源供給が行われ、アンプ部への安定した十分な、またデジタル部からの干渉を受けないクリーンな電源供給を実現しました。ピュアな音を実現するためにはまずピュアな電源を。「デュアルバッテリー設計」はオーディオプレイヤーのアンプ部の更なる進化を可能としました。

*²特許番号 in china:ZL202020682917.5

 

Quad DACデザイン

DX300はCirrus Logic製フラグシップDAC、「CS43198 QFN」を内部に4つ搭載する「Quad DACデザイン」を採用しました。搭載される4つのDACチップは合計で8つのチャンネルを形成し、1チャンネルごとに独立したLPFを経て、フルバランス回路を構築するために[L+, L-, R+, R-]の各チャンネルに並列接続されています。この構造を採用することで、DACチップ毎の製造プロセスや外部環境を由来とする個体毎の歪みを効果的に抑制することに成功。これまでの限界を超えた音の密度と解像感をDX300にもたらします。

 

アンプカード交換設計

様々な面で進化したデバイスの強みを最大限発揮するため、DX300はこれまでのiBasso製オーディオプレイヤーから引き続き、アンプ部分が交換可能なカード設計をより発展させて採用しています*³。この設計により、一台のオーディオプレイヤーでありながら『驚異的な解像度を持つ分析的なオペアンプ設計』、『温かみを感じさせる音楽的なトランジスタ設計』といった様々なサウンドシグネチャーにカードを交換するだけでスイッチすることを可能とします。また将来的にリリースを予定している各アンプカードは優劣を付けるものではなく、ユーザーの多様な欲求にマッチするようなものを目指して開発しています。

*³これまで発売された「DX150/200/220用アンプモジュール」との互換性はありません

 

パワフルなディスクリート・アンプカード AMP11

DX300には『3.5mm シングルエンド』、『2.5mmバランス』、『4.4mmバランス』という主要な3規格のジャックを搭載し、「AMP8」を発展させたディスクリート回路設計のアンプカード「AMP11」が標準で付属します。また音に豊かなダイナミクスと優れた瞬発力をもたらすため、このアンプカードには独立したバッテリーから+/-8Vの安定した電源供給が行われ、トランジスタの最大出力電流は2.7Aに達します。優れた電源供給システムの恩恵によって、「AMP11」の出力電圧は[7.1Vrms]に達し、32Ω負荷時の最大出力レベルは[1240mW]という数値を実現しました。まずはフラグシップモデルに相応しいクオリティの「AMP11-ディスクリート・アンプカード」を使用して音楽を楽しんでください。

 

視覚にも驚きを  6.5inch, 2340 x 1080フルスクリーン

巨大な6.5インチのペゼルレス・フルスクリーンデザインを採用したDX300は聴覚だけでなく視覚的にも見る者に衝撃を与えます。[2340 x 1080画素]の目を見張るような美しいディスプレイは他に類を見ないでしょう。また画面の上部にはLEDインジケーターが設置されており、再生する音楽のレートや充電の状況が一目で確認出来るようになっています。

 

Android 9.0 / 第五世代Mango OS

DX300には「Android 9.0」がOSに採用されており、高性能なSoCとメモリの恩恵による動作の快適性はオーディオプレイヤーとして最高峰のものです。またユーザーは様々なニーズに合わせてアプリを追加して機能を拡張することも可能となっています。デュアルOSであるDX300には、今回第五世代となる「Mango OS」も引き続き組み込まれています。こちらも搭載されているSoCの強力なGPU性能によって、Android OSに迫るスムーズな動作を実現しています。

 

5G Wi-Fi / 2x2 MIMO / Bluetooth 5.0

時代の変化によるユーザーのニーズを満たすため、DX300ではワイヤレス・ネットワーク体験を大幅にアップグレードすることにしました。まず、2つの送受信機とアンテナを備える「2x2 MIMO(Multi-Input Multi-Output)」規格を採用することで、Wi-Fi接続の通信速度と安定性は大幅に強化されています。次にBluetoothのアンテナもより優れたものに見直され、通信距離を長く、信号強度をより向上させることに成功しました。

 

フラグシップ・サウンドパフォーマンス

Audio Precision製オーディオアナライザで測定した数値では [S/N比:125dB]、[ダイナミックレンジ:-125dB]、[THD+N:-113dB]という優れた数値を測定しています。バランス出力時の出力電圧は[7.1Vrms]。その強大な推力によって抵抗の大きいヘッドホンでも素晴らしいリスニング体験ができるでしょう。また32Ω負荷時の最大出力レベルは[1240mW]であり、これは市場において一際優れたアンプの性能であることを意味します。

 

その他の製品特徴

 

・最大15時間のバッテリーライフ

[QC3.0]、[PD2.0]の二つの急速充電規格に対応し、最速2.5時間で充電を完了できます

 ・USB-DAC機能搭載

Windows PC, Mac PC上でUSB-DACとして利用することができます

 ・コアキシャル(同軸)出力搭載

384kHzまでのPCM、DoP方式で5.6MHzまでのDSDの出力が可能です

 ・USB-TypeCによる高速データ転送

   USB2.0よりも非常に高速なUSB3.1規格によるデータ転送に対応しています

商品名 iBasso AudioDX300 ブラック
メーカー iBasso Audio

iBasso AudioDX300 ブラック のレビュー

2021年2月27日16:47

中域が充実しつつ、下から上まで出るリスニング系の音です。Android OS での操作感は非常にサクサクしていて快適ですが、Mango OS では画面のスクロールなどちょっとクセがある挙動です。

標準プレイヤーの曲、アルバムのソートはピンインソート?で英語タイトルの間に日本語タイトルが並んだりしてちょっと不便です。

また、FlacからM4 など曲のフォーマットが、切り替わるタイミングでポップノイズが発生します。